痩せる自信は取り戻せる

やめると(体型や体重が)戻るんです…。
「何をやめたんですか?」
─運動が続かなかったんです。
「何の運動をしてたんですか?」
─YouTube見て、筋トレ、宅トレ…
「どうして続けられなかったんですか?」
─忙しくなったからです
「どうしてやり始めたんですか?」
─子供のイベントまでに痩せようと思って
「目標にしてた日には叶いましたか?」
─ある程度、叶いました。
順番に聞いていくと、
途中で変なことが起きてることにお気づきですか?
「運動が、続かなかったんです」と
ネガティブな話をしていました。
でも、5つ目の質問あたりでは
達成した、ポジティブな話をしているんです。
子どものイベントに合わせて痩せると決めて、ある程度達成できた。
イベントが終わって、忙しくなって、やめた。
そして、(体型や体重が)戻った。
残った強い記憶は
「運動、続かなかった」
「ダイエットしても、やめたら戻る」。

イベントまでは
ダイエットに費やす時間や
取り組むために使う、体力も気力も
価値が大きく、
ダイエットの優先度が高いです。
そのうえで最初に選んだ運動。
設計した部分は、行動できて、結果も出た。
イベントが終わると、
費やす時間、
取り組むために使う体力も気力も、
価値が変わり、優先度も変わります。
(イベントが終わった時、振り返りと新たな目標の再設計をしていたら、継続の可能性があがっていました。)
ダイエットをはじめた時
設計していたのは、
イベントまでだったことがわかります。
イベント後も続けることは、
はじめた時、設計に入っていない。
継続できなかったのではなく、
設計していなかっただけ。
落ち込む必要はありません。
むしろ、
目標をちゃんとやりきった自分が
そこにちゃんといたはずです。
このとき、
本当は育っていたはずのものがあります。
「自分は、決めた期間、走り切れる」
「運動で、からだに変化を起こせる」
─自分は、できた。という感覚─
過去の成功体験を積み重ねることで育ち、
新しいことや、難しいと感じることに挑戦するとき、
「やってみよう」と行動しやすくしてくれるもの。
心理学で「自己効力感」と呼ばれます。
なのに…
自分を体重計の数字でしか見ていなかったり、
痩せてる人は、どうしてるんだろう…と
外の情報にばかり
心の矢印が向いていると、
「SNSで見た、
痩せたあの人は、運動を続けてる…」
「自分の知ってる健康的なあの人は、
運動が習慣になっている…」
自分じゃない他の人と比べて、
焦って、できたことを振り返る前に
できてないことに意識が向いてしまう。
そうして
「運動が続けられない私」
「できない私」をつくってしまいます。
育ってたはずの自己効力感が、
育たないだけじゃなく、小さくなっていく。
ダイエットを成功させたい。
痩せて、もう太らない自分になりたい。と思っているなら、
もったいないどころの話ではありません。
本当は次の挑戦や、行動のために使える力を、
自分で見失ってしまっているんです。
大袈裟でなく、大損だと感じます。
「決めた期間、走り切れた自分」
「運動で、からだに変化を起こせた自分」には、
焦らず、落ち着いて、丁寧に、
「自分」に矢印を向け直すと、気づきます。
私は、
前向きに考えてもらおうと思って言ってるわけではありません。
ただ、事実を順番に並べて整理して、
大切な事実を、拾い直しただけです。
心理学では
「リフレーミング(認知的再構成)」
と呼ばれる考え方です。
自己効力感がないまま、
「痩せて、もう太らない自分にバージョンアップ」していくのは、
難易度が高すぎると思います。
でも、
自己効力感は新しく作らなくても、
外に向いていた矢印を
自分に向けるきっかけをつくり、事実を拾い直せば、
もうすでにあなたの中にあって
見つけてもらうのを待ってることもよくあります。
↓この話をしている動画
イベントをきっかけに
自己効力感が最初よりも育った状態で、
イベント後の見直し・目標・取り組みの再設計をします。
そうすると
最初はできないと思っていた行動も、しやすくなります。
この繰り返しが、
「やめると戻る」という最初のお悩みの解消につながります。
自分に矢印を向けるのは、
難しい時代かもしれません。
毎日、多くの情報が目に入ってくるうえ、
人の脳はもともと、
危険を避けるために
悪い面に注目しやすくできているからです。
焦らず、丁寧に進めることは、
手間も時間もかかる。めんどくさく感じるかもしれません。
でもね、
「自分」という一人の人間は、
手間や時間をかける価値のあるものだと、私は思います。







