【妊娠中の体重管理】体重が増えても不安にならない理由と考え方

目次

はじめに 〜産後ダイエットの不安を少しでも軽くするために〜

妊娠・出産は、とても幸せで満たされたことです。

でも、こんな不安を抱いてませんか?

  • 体重をうまくコントロールできず、妊娠期間を楽しめない…
  • 出産後、妊娠前の体型に戻りたいのに戻れる気がしなくて不安

「体型・体重・ダイエット」に悩む時間がなくなれば、いまよりもっと、「今」を満喫できるのではないでしょうか。

ここでは、妊娠中の体重管理の疑問や不安について、昨年2人目を妊娠・出産したばかりのmegが、皆様の気持ちに寄り添ってお話しします。
このブログを読むことで「そうだったんだ」と安心できるヒントが見つかるはずです。

それでは、さっそく本題に入りましょう。

妊娠期間中や産後、ダイエットに悩むあなたへ。2人目の出産を終えたmegから伝えたいこと。

ねこぜちゃん

(ズバリ!)妊娠中、何キロ太りましたか?

meg

体重が何キロ増えたのかという質問に答えると、妊娠0ヶ月〜1ヶ月の発覚時から最後に自宅で計測したもので、9kg〜10kg以内に収まっていました。

ただ、この質問自体が、しっくりこなかったです!
太りました?うーん、「太った」という感覚はないです!

確かに「太る」を辞書で調べると、
「からだに肉や脂肪が厚くつく。太くなる。『運動不足で—・る』『まるまると—・る』⇔やせる。」
とありましたので、脂肪が厚くついて、そういう意味でいうと太ったんでしょうけど…

私は、「増えた」って思ってました!

ねこぜちゃん

えっ⁉︎「増えた」って、「太った」ってことですよね?

meg

うん、「一緒やん」って思うかもしれないけど、妊娠してるってことは、体の中で赤ちゃんが育っていくわけだし、赤ちゃんを守るため、出産をするために脂肪がついていくのだから、体重が「増える」ことは当たり前だと思っていましたね。

ただ、私の場合は、14kg以上増えていたら「太った」って思ってると思いますよ。
医師と助産師さんに「Megさんは12〜14kgの体重増加を目指しましょう」と言われていたので。

あくまで私の場合は、ですけれど、この範囲に収まってるということは、妊娠中の適切な体重増加だと判断できます。
逆にいうと、この範囲から外れているということは、食べ過ぎや、運動不足や、生活習慣の乱れが原因で体重が増えたと考えられますね。。

ねこぜちゃん

体重の増え方は、最初から「4週ごとに何キロ増量、または出産までに全部で何キロ太る」などをイメージしてたのですか?

meg

はい!もちろんです!

助産師さんに、もとのBMI(身長と体重を基に肥満や低体重を判定するための数値)から、12〜14kgの体重管理を目指しましょうとお話しいただきました。
なので、プロの言う通りにしようと思いました。

出産直前に一気に増えること、出産直前に入院すること、前回の出産が37週で、2人目もだいたい同じ位の週で生まれる方が多いですねと言われていたので、そこをイメージして計算しました。
そして自宅で最後に計測できるタイミングを妊娠9ヶ月経過頃として、その時点で+10kgになっていることを目指していました。

実際、陣痛が来ずに出産3日前から点滴を受けている間、産院の体重計で最後に計測した時で+12kgになっていました。
(このときは食事のバランスがいつもと違ったことと、点滴の影響でものすごく浮腫んだ感じがありました。しんどかったです〜!)

結果、想定外の事態も含めて体重管理ができたと思います。

ねこぜちゃん

体重について、思うようにコントロールできない時はありましたか?

meg

体重をコントロールするためにしないといけないことが大変な時期がありましたが、「コントロールできない」と思うことはなかったですね。

ねこぜちゃん

体重管理は難しかったですか?「充たして痩せる」が誕生する前だったお一人目の妊娠出産時と比べた時のお話も伺いたいです。

meg

一人目と二人目で、全然違いました!!!
前回も体重は+10kgに収まってるんですが、違う違う違う!

前回は「食べたいな」を我慢していました。
でも今回は食欲を全然我慢してないですね。
一人目の妊娠時と比べるととてもよく食べて、栄養状態が良かったと思います!
一人目の時は、髪がべとべとになったり、顔がくすんだり、ニキビができたり、頭痛があったり、腰痛がひどかったり。
また、一人目のときは便秘薬を処方されましたが、二人目のときは便秘薬は不要でした!
なので体重管理の楽さも違ったし、心だけでなく、体へのストレスのかかりかたも違うことが明らかでした。
「充たして痩せる」を実践した生活だからだなと思います。

ねこぜちゃん

「体重増えすぎないようにね」と医師から言われても、私は何をしたらいいかわかりませんでした。(お菓子をやめる、白ごはんを減らす、でもそうすると体調が悪くなり…)
megさんは「増えないように」と言われたら何をしますか?

meg

ねこぜさんは「体重増えすぎないようにね」という言葉を、「維持で良い」もしくは「減らさないといけない」と思ってるのかも・・・と思いました。

私なら、お医者様の質問を受けて、一人で漠然と考えるのではなく、「体重を今よりも減らさないといけないですか」「今と同じ体重だったら、良いですか?」と具体的に質問すると思います。
お医者様でなくても、助産師さんや、栄養指導をしてくださる方もいるかもしれません。

同じように悩んでる方、今日このブログに出会ったなら「苦手なことはプロに頼ればいい!」っていう視野を広げていただきたいです。
怒られる!?だらしない自分が恥ずかしい!?
医師から言葉があるということは、あなたや赤ちゃんに何かリスクがあるからかなと思っています。
その意味を理解して、できないことは「できない!」って伝えましょう!

でも、お医者さんなどのプロ側も、「我慢できないです」「食べちゃいます」って言われただけでは何もアドバイスできません。
例えば、食べているものを写真に撮って、カロリーを全部計算して、ということをまず2週間だけ頑張って、それをプロに見てもらう。
カロリーはたくさん摂っていても、栄養が摂れていない人もいますからね)
そうやって、めんどくさがらず、ちゃんと向き合って出てきた質問には、お医者様や助産師さん方は答えてくれると思いますよ。
プロは情報を持っています。
適切な相談先を紹介してくれる可能性だってあると思います。

「そんな大げさな」って思うかもしれませんが、
妊娠してるのに(お菓子をやめる、白ごはんを減らす、でもそうすると体調が悪くなり…)のような状態ってお母さんにも赤ちゃんにも、良いことじゃないでしょう。

人を育てているお母さんも、からだを作ってる赤ちゃんも、それだけで大変なことをしてるんだから。
苦手なことや、わからないことを、プロに「助けてほしい、わからない」って言って何が悪いの?! って思いますね。

ただし!質問の仕方は本当に大事ですよ!
わからなければ◯◯に困っていて、私の今の食事や生活習慣から、何をしたらいいのか教えてほしい。質問したいけど、どういう情報を持ってくればいいでしょうか。」って素直に聞けばいいと思います。

私なら、そうします。

ねこぜちゃん

体重管理にストレスを感じましたか?どうやってストレス発散していましたか?

meg

体重管理にストレスは感じていませんが、私は「妊娠してる体も私だから、この体も大好き!」とは思えなかった人ですね。
軽くて、引き締まっていて、どんなお洋服も着こなせて、むくみが少なくて、腹筋がうっすら割れていて…そんな体じゃないことに、正直、ストレスを感じていました。

また、ストレス発散方法であるきつーい筋トレをすることが出来なかったのは、つらかったですね。

ストレス発散・・・整理してましたかね。
スマホのメモや、アプリやサイトのパスワード、写真を整理してました。
(一人目の時は家計と家の中を整理してました)
いらないものが自分から出ていって、必要なものが必要な時に出てくると、安心してストレスが和らぎました。

あと、今回はお仕事させていただいていたことが
大きなストレス回避になっていました。
セッション中は夢中になっていたので、自分が妊娠していることを忘れていましたから。

ねこぜちゃん

つわりがひどい時、食事はどうしていましたか?特に、食べづわりタイプの方へのアドバイスがほしいです!

meg

はい!私は一人目の時も二人目の時も食べづわりでした!

まず、「足りない」を起こさないように気をつけていました。
例えば「たんぱく質」を補おうとした場合、今日はお魚を食べられても明日はつわりがつらくて食べられないかもしれないので、飲むプロテイン(いろんな味のもの)、プロテイングラノーラ、お魚、お肉、卵など、いろんなものを用意できる環境を準備していました。
(そのため、いつもはしない買い置きをしていました。普段買い置きをしない理由は、物を多く持たないようにするためです。)

無調整豆乳と凍らせたバナナで、シェイクも何回か作りましたね。
栄養素が充たされていても、食べないと気持ち悪くなったときはガムを噛んだり、寒天でつくったゼリーやおからパンケーキ、洗っておいたプチトマトを食べたり、無塩100%のトマトジュースをちょこちょこ飲んだりしていました。

ただし食べる時は、一度食べるとまた食べたくなってしまうもの(依存性のあるもの)を避けていました。
依存性のあるものは、食べたその時は幸せになるかもしれないけど、その一瞬の幸せのために、そのあと何度も我慢することは自分がかわいそうだなって考えるんですね。
知識だけでなく、知識を使うための心を作っている。
こういうのも「充たして痩せる」の心の部門になるかなと思います。


ファストフードのポテトが食べたくなっても、よく洗ってチンしたじゃがいもに、オリーブオイルとお塩をかけて食べる。
甘いものがたべたーい!と思っても、100gのごはんを好きな具や好きなふりかけでおにぎりにして食べる。
そうして満足できることって多くあります。

そりゃまぁわかるけど・・・って思った方はもう少し!読んでください!
ここで大事なのはファストフードのポテトやポテトチップス、甘いお菓子よりもじゃがいもやおにぎりの方を「口に運びやすい」仕組みにしておくってこと。

お菓子は食べちゃだめじゃないけど、その都度コンビニに買いにいくのがルールです。
着替えてコンビニに行くのとすでに家にあるチンするだけのごはんだったらすでに家にあるチンするだけのごはんの方が、手に取りやすく口に運びやすいんですよね。
人間は怠惰な生き物なんです!
私だって、袋を開けるだけで食べられるお菓子や、お湯を注ぐだけで食べられるカップ麺が家にあったら、間違いなくそちらを食べてしまいます!
家にあると、視界に入っていて実はずっと意識している可能性もありますよね。
それってストレスじゃないですか?
大丈夫、お菓子を食べたくなったら買いに行っていいから、
お菓子を食べることは、だめなことじゃないから。
そんな小さく考えず視野を広げて、自分を大切に思えば、少し行動を変えることができるかもしれません。

そして、体に何の栄養が入ってくるかで体調も変化すると思います。
油、砂糖、添加物が入ったチョコレートか、もしくはお米か。
体にとっても、消化するしんどさが違うでしょうからね。
(つわり、思い出すと口の中の独特の酸っぱさと、胃の気持ち悪さが蘇ります・・・)

ねこぜちゃん

妊娠中でも運動していましたか?どんなトレーニングをしていましたか?

meg

はーい!私はしていました!

おそらくこれは「妊娠中も運動した方がいいかな?」「参考にしようかな」と思って質問してくださったのかな?と思ったのですが、あくまでも「私の場合は」の話です。
このブログを読んでいる皆さんが私のケースをそのまま参考にして事故を招いてはいけないので、「スクワットを1日何回してました!」という具体的なお答えは控えておきます。

私は、運動をしてよいかを医師に都度相談していました。
「うつ伏せになるこんなトレーニングやっていいですか?」「腹圧がかかることはどれくらいやってもいいんですか?」というように。
スクワットやランジは、実際に医師に見てもらいましたね。
「これをしたいんだけど、やっていいですか」って。
(動画を見せるのも良いと思います!)

医師からのお答えは、お腹が出る前と出だした頃、お腹が大きくなった頃で内容も違いましたし、「megさんは、もともと日常的に運動をしているから」というお答えがあったのも印象的でした。
(つまり、「日常的に運動していない人だったら、NGです」というお答えもありました。)

自己判断や、インターネットの情報だけで判断せず、自分の体を見てくれている先生にご相談されるのが良いと思います。

ねこぜちゃん

妊娠中、食べづわりで体重が2〜3kg増えすぎてしまったら、megさんなら何をしますか?運動を増やしますか?食事も減らしたりしますか?

meg

この質問のお答えは「質問7」と重複すると思います。
何をすべきか、医師と助産師さんに聞きますかね。
運動を増やしますか?食事も減らしたりしますか?と。

そして、この質問からも「痩せようとしているんじゃないか」というのをどうしても感じとってしまうんですが、妊娠中は体重が増えるもので、減らすことは非常に難しいです。
それよりも、私なら、悪化させないことを考えると思います。
まず、こう考えている時点で焦りが生まれて、それがストレスになってるんじゃないかと心配です。

初回カウンセリングを受けていただく目安は、以下の通りです。

  • 産後6ヶ月以上であること。
  • 産後の検診で問題がないこと。
  • まとまった睡眠がとれること。

※産後6ヶ月以内の方で、お困り事(食欲が落ち着かない、お菓子をやめられない等)がある方に関しては、産後の検診で問題がない方に限り、ご案内可能な場合もあります。お問合せくださいませ。

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